今回紹介する商品
Stream deck
よく使うアプリのショートカットやショートカットキーなどを登録したりしておくとボタンを押すだけで呼び出すことができます。
ボタンにマルチアクションという設定を行うと○○して☓☓する、のような連続した作業を自動化できます。
いちいちマウスでアプリケーションのショートカットアイコンをクリックしなくてもボタンを押すだけになるのでクッソ便利。
高品質レンズ搭載のウェブカメラFacecam
Facecamは基本性能として、1080p/60fpsでのRAW(非圧縮)撮影が可能。Webカムとしてナンバーワン…というわけではありませんが、ストリームなら十二分な画質を達成しています。また、ソニー製のSTARVISセンサーや高品質レンズも、美しい撮影を下支えします。
Stream deck
今回購入したのはLCDボタンが15個搭載された通常モデルで2021/7/19にStream deck mk.2という新モデルで発売されたモデルです。
デザイン面のモデルチェンジ版でケーブルの出る位置が変わっていたり、スタンドが固定式に変わっていたりその他の変更点としては、取り外し可能なスタンドがより洗練されたデザインに。また、USB-Cケーブルの取り外しも可能になりました。自宅だけでなく、外出先に持ち運ぶ場合にも便利ですね。
Stream Deck Mk.2の海外向け価格は149.99ドル(約1万7000円)で、フェイスプレートは9.99ドル(約1,100円)。
セットアップ
USBを接続したらここからドライバをダウンロードします。
https://www.elgato.com/ja/downloads
インストールは適当に全部次へ次へでOK。
起動するとレイアウトをいじる画面に移ります。
キーの配置は右側の一覧からやりたいことを選んでドラッグ&ドロップするだけです。
デスクトップのショートカットを登録したい場合は登録したいショートカットを直接Stream deckのアプリにドラッグ&ドロップします。
歯車マークを押すとアプリケーションごとにプロファイルを切り替えたりすることができます。
Facecam
ストリーマーや競技シーンで活躍するeスポーツプレイヤーが使用するゲーミングデバイスのひとつに、ウェブカメラというものがある。配信で自身の姿を映すのはもちろん、オンラインで誰かと会話するときにも重宝する。最近は緊急事態宣言も解除され、かつての日常が戻ってくるような感覚を覚える反面、テレワークやオンライン会議を新しい常識として取り入れている企業も少なくない。そこで今回は低価格ながら高画質を実現したElgato製ウェブカメラ「FACECAM」をご紹介。
スペック
【FACECAM仕様】
対応解像度 (非圧縮):
1080p60、1080p30、720p60、720p30、540p60、540p30
光学:
Elgato Prime Lens (ガラス製)
集束範囲:
30 – 120 cm (11.8 – 47.2 in)
絞り:
f/2.4
焦点距離:
24 mm (*フルサイズに同等)
画角:
82° (対角線)
センサー:
Sony®STARVIS™CMOS
接続:
USB 3.0 (またはそれ以上)、Type C
サイズ:
W 80 x H 48 x D 58 mm | 3.15 x 1.89 x 2.28 in (マウントを含まない)
重量:
103 g | 0.23 lb (プライバシーシャッターおよびマウントを含まない)
同梱物:
Facecam, プライバシーシャッター, 1/4インチネジでマウント, 取り外し可能なUSB-Cケーブル
Elgatoらしく内容物は非常にシンプルで、本体とPCを付属のUSBで接続するだけで使えるという使いやすさも魅力のひとつ。「これから配信(オンライン会議)でカメラが必要なんだけど、手っ取り早く使いたい!」という人でも簡単に使いこなせるのが魅力だ。
特筆すべきはレンズとセンサー。レンズは「Elgato Prime Lens」を使用。F値2.4という明るさで高画質を実現。さらに、センサーはSONY製の「Sony®STARVIS™CMOS 」を使用。こちらは、監視カメラでも使われているセンサーで、暗所で効果を発揮する。
セットアップ
ではさっそくFACECAMをPC/Macに接続してみよう。OSごとの設定は異なるものの、使い方は非常にシンプル
接続はいうまでもなく簡単。
- PC/MacにFACECAMを付属のケーブルで接続
たったこれだけでOK。あとは、カメラを使用するアプリでFACECAMを選択すればOKだ。
暗所性能
論より証拠ということで、実際にカメラの画質を確かめるべくラプトップ内蔵カメラと比較してみた。比較として使用したカメラは以下の通り
・MacBook PRO内蔵カメラ(1080p FaceTime HDカメラ)
・4K WEBカメラ
・FACECAM(本製品)
まずは、MacBook の内蔵カメラ。画質はそこそこいいはずなのだが、実際に使用してみるとやはり全体的にノイズが目立つ。薄暗いところで使用すると、ノイズは顕著に表れる。
続いて4K WEBカメラ先ほどより画質が向上するもレンズ性能のF値が低いので暗い
本命のFACECAMでの実験。全体的に薄暗い喫茶店でも画質の良さは歴然で、思わず「おおっ!」と声を出してしまうほど。ウェブカメラでここまでの画質が出せるのは、かなりのポテンシャル。自分が主役になる配信や、ウェブ会議での使用で存分に発揮できるだろう。しかし、これだけでとどまらないのがFACECAMの魅力。専用アプリを使うことで、より細かな設定が可能になるぞ!
Camera Hub
FACECAMの細かな設定はCamera Hubから行うことができる。変更できる内容は以下の通り
- 画角
- コントラスト/彩度/シャープネス
- 露出
- ホワイトバランス
- ノイズ除去
- 反転の有無
- プレビューのスナップショット
画角
画角を83.2°(等倍)〜24.4°(4倍)まで拡大縮小できる。デフォルトは83.2°。数値を下げれば下げるほどズームする。これはデジタルズームなので、ズームすればするほど画質は荒くなる。最大の24.4°(4倍)は、かなりの低画質になるため常用は難しい。基本はデフォルトの83.2°(等倍)で使用するのがベター。個人的には68.2°(1.3倍)くらいが画質として許容できる範囲かなあと感じた。
コントラスト/彩度/シャープネス
コントラストは明暗差を、彩度は色味を、シャープネスは画質のクッキリ感を調節できる。彩度を落とせば白黒の映像にすることができたり、シャープネスを強めることでビシッと際立った画質にできる。逆にシャープネスを落とすことで、全体的に映像がまろやかになるので、若干の美肌効果が得られる。
露出
ここが画質の肝となる設定で、いわばFACECAMの真価が問われる部分でもある。自動にチェックを入れている場合、画面の中央を中心に画面全体の明るさを決める「中央重点測光」と、全体的な映像のバランスを見て明るさを調節する「多分割測光」の2種類が選べる。どちらを選んでも、大きく画質が変わることはなく、実際に選んで見て自分の好みのものを選ぶのが手っ取り早い。
【シャッタースピード(SS)とは】
文字通りシャッターの速度を示す値で、1/1000秒とか1/64秒といった表記になる。眼で例えるとまばたきするスピードだ。シャッタースピードが速いと、高速でまばたきしている状態と同じで、より多くの情報を入手できる。つまり、滑らかな映像になるということだ。逆に、光を取り込める時間も少ないため、必然的に映像は暗くなる。逆にシャッタースピードが遅いと、ゆっくりまばたきするということになり、光を多く取り込める反面、閉じている時間も長くなる。そのため、素早い動きに対応できず、ブレブレの映像になってしまうのがデメリットだ。
【ISOとは】
ISOはInternational Organization for Standardization(国際標準化機構)の略で、簡単にいうと感度を示していて、「あいえすおーかんど」や「いそかんど」などといわれている。難しい説明は割愛して、この数値を変えるとどうなるかというと
数値が低い
画質>明るさ
数値が高い
明るさ>画質
ということになる。数値を下げれば下げるほど画質はよくなるが、画面全体は暗くなる。その逆で数値を高くすればするほど画質は明るくなるが画質は悪くなるという仕組みだ。
ホワイトバランス
ホワイトバランスは、その名の通り画面の白を白くするためのバランスを示している。自動にすれば、外部の照明の色にかかわらず、白い紙を白く映すように、色味を調節してくれる。自動の調整力は割に強力で、寒色系の照明から、暖色系の照明に切り替えても、瞬時にそれを判断してホワイトバランスを調整してくれる。
逆に自分の好みの色合いを出したい場合は、自動をオフにして色温度を自由に調整しよう。2800Kから12500Kまでで調整可能だ。色温度を示す値はK(けるびん)で、数値が低ければ青みがかった色に、数値が高ければ温かみのある色合いになる。
ノイズ除去
こちらは関東圏は60Hz、関西圏は50Hzにしておけば、微妙なノイズをカットしてくれる。気にならなければオフでもかまわない。なお、こちらの設定は露出を自動にしているときのみ選択可能。
設定を本体に保存も可能!
これら細かい設定は、FACECAM本体に保存も可能。Camera Hubの画面左上にある「保存」ボタンをクリックすれば、すべての設定をFACECAMに保存する。FACECAMを別のデバイスに接続した際でも、設定が反映されるので、他機種で使用したい場合におすすめだ