耳をふさがずに、外音を聴きながら音楽を楽しめる“ながら聴き”。仕事や家事、ランニング中など、周囲の音を聴き逃せないといった状況でも音楽を楽しめるということで、にわかに注目を集めている。
首元にかけて使うネックスピーカーや、耳元近くまで音導管を伸ばして音を届けるイヤホンタイプなど、さまざまなタイプの製品が増えてきているが、今回はCROWD AUDIOが発売を開始した骨伝導ヘッドホン「EP-02」を取り上げたい。
目次
そもそも「骨伝導ワイヤレスイヤホン」ってなに?
骨伝導ワイヤレスイヤホンは、こめかみ付近に沿わせた骨伝導スピーカーから骨にごくわずかな振動を与え、聴覚器官がその振動を認識することで音が聞こえるという仕組みのイヤホンです。
通常のイヤホンやヘッドホンと違い、周囲の音や会話などを聞きながら、音楽や音声を自分の耳元で同時に聞くことができるのが大きなメリットです。通常のスピーカーで音楽を再生すると、周囲の音も聞こえる一方で周辺一帯へオープンに音が届いてしまいますが、骨伝導ワイヤレスイヤホンであれば、振動を感じているユーザー本人だけにしか音は聞こえません。耳の穴の中にスピーカーを入れないので、仕事や作業に集中しているとありがちな「長時間イヤホンを耳に入れていたら痛くなった」ということが起きにくい形状でもあります。
一方、骨伝導ワイヤレスイヤホン全体に言えるデメリットとして、周囲の音と同時に音楽を聞くスタイルとなるため、耳をふさいで聞くスタイルのイヤホン・ヘッドホンと比較すると音楽への没入感はどうしても薄くなります。
またユーザーの骨に直接振動を与えているので基本はユーザー本人のみに音が聞こえますが、耳栓のような密閉性は持たないので、フィット感や音量によってはわずかな音漏れが発生することもあります。
とはいえ、「周囲の音や会話が聞こえる」のに「自分だけに聞こえるように音楽が楽しめる」という便利さはやはり革命的です。イヤホンで音楽を聞いていてインターホンの音に気づけなかった、家族に話しかけられたのは分かったけど何と言っているのか分からなかった……そんな経験がある人には、まさにおすすめのアイテムです。
価格
特徴
スペック
・本体サイズ:W120×D130×H50mm
・本体重量:約30g
・Bluetooth Ver.5.1
・伝送距離:約10m
・充電時間:約1.5時間
・連続再生時間:約8時間
・使用周波数帯域:2.4GHz帯
・対応プロファイル:A2DP/AVRCP/HSP/HFP
・対応コーデック:SBC
・イヤホン再生周波数:20Hz~20,000Hz
・バッテリー:USB充電/160mAh/5V
・付属品:マグネット式USB充電ケーブル/耳栓/収納袋
機能&仕様
利用方法・操作方法
基本的な使い方①:Bluetooth5.1でデバイスとペアリングして音楽や音声を楽しむ。
基本的な使い方②:予めPCからインストールしておいた音楽(MP3ファイル)を楽しむ。
16GBのメモリ内蔵
スマホやPC等のデバイスからBluetoothで音を飛ばすだけでなく、イヤホン本体に3000曲以上をインストールできる16GBのメモリ内蔵なので、スマートフォン等を持ち歩く必要はありません。音楽の楽しみ方がもっと自由になります。(MP3/WAV対応)
水深10mで1時間の耐久テストをクリア
激しい運動にも対応
激しい運動だけでなく日常生活の中での通勤・通学で使用する場合、周囲の音が聞こえるので大切なパートナーやお子様が使用するイヤホンとしても利用いただけます。
その他のオススメ使用シーンとして、スノーボード、フィッシング、入浴(シャワー)家事、またマイク機能付きなのでドライビングや在宅ワーク中の通話ツールとしても活躍します。