
ThinCa(シンカ)とは、薄さと容量をあわせ持つことから、「thin=薄い」と「capacity=容量」をかけあわせて名付けました。また、現代のキャッシュレス化への「進化」の意味合いも含めました。
キャッシュレス化が進む現代に理想の財布とはどのようなものでしょうか?キャッシュレス派やミニマリストの方は本当はスマートフォン一つであらゆる支払いを済ませたいと考えているのではと思います。
しかしながら現状はスマートフォンでの決済に対応していないお店もまだまだあります。やはり少しの現金とクレジットカードは持ち歩く必要があるのです。
この問題を解決するのが【ThinCa】です。
価格
7,020円(税込)
特徴
- 小さくて薄いのに十分な容量を確保!約9cm×8.8cm厚さ約1.3cmでかさばらない!
- カードはスライド式で出し入れのしやすさを追求!横からも抜け落ちない!
- お札12枚、カード6枚、小銭16枚ほど収納できる使いやすいミニ財布!
スペック


昨今のテクノロジーの進化により、急激にキャッシュレス化が進んでいますので、多くの現金やカード類の常備は不要になりました。よりスマートさを求めるキャッシュレス派、ミニマリストの方や、旅行やレジャーなどのお出かけ用に少し持ち出したい方にもベストな選択肢ではないでしょうか?
リターンは【ThinCa】の完成品をお届けいたします。
全6色のカラーバリエーションをご用意いたしました。

男性、女性どちらでもお持ちいただけるよう、シンプル且つきれいな色味でご準備致しました。カジュアルからビジネス、フォーマルなシーンまで幅広くお使いいただけます。
薄く小さいのに十分な容量を備える
ThinCaは薄く小さなボディに紙幣12枚、カード6枚、小銭1,000円分(下記16枚)、鍵1本を収納できる容量を持たせました。

キャッシュレス時代のミニ財布に、この容量は十分ではないでしょうか?
仕様&機能


一般的な二つ折り財布はカード1枚毎に仕切りがあり、その分厚さが増していきます。また、厚みが増す大きな要因はカードとコインが重なることです。

そこでカードは複数枚を重ねて入れる構造にし、カードとコインが重ならないように上下のレイアウトにしました。これにより厚みの変化を抑え、薄さをキープすることができます。

スーツのポケットに入れても厚みを感じにくい薄さです!
薄い財布においてこの上下のレイアウトはもはや当たり前とも言うべきレイアウトですが、多くの財布はカードを横から入れる構造を採用しているために、カードが規定より少ない枚数だと抜け落ちてしまうリスクがあります。

【ThinCa】はカードを上から入れる構造のため、このようにカードが抜け落ちてしまう心配はありません。

【ThinCa】の大きな特徴はカードケース部にあります。
カードはコインケースの下に、上から入れる構造のため、一見コインケースが邪魔でカードの出し入れがしにくいように見えます。
しかし、なんとこのカードケースはコインケースを上に引っ張るとカードが取り出しやすくなるようにスライドして出てくるんです!この薄く小さな財布に、スライド式カードケースという仕掛けを仕込みました。


収納時はカードを入れ、そのままカードを押し込むとコインケースごとスライドして収納されます。
この構造は財布本体とコイン・カードケースの接続を、財布の素材である本革とは全く違う、フィルム素材を使用して接続した構造になっています。
フィルム素材を使用することで財布の厚みが増すことなくスライドさせる仕掛けを搭載することができました。
*意匠登録出願中

小銭の収納枚数の容量を確保するため、コインケース部は立体成形を採用しました。
本革には合成皮革にはない可塑性(かそせい)という性質があります。これは革に水分を加えて成形し、乾燥させるとその形を保持するという性質です。

この性質を使って成形したコインケースで1,000円分の小銭を入れても厚みの変化を抑えることができました。
また、このように浅い設計のコインケースは、小銭の種類が判別しやすく取り出しが非常に容易にできるメリットもあります。
そして、コインケースの裏には鍵1本を収納できるスペースを設けました。

まさにお出かけにはスマートフォンとこの財布だけでオッケーです!


紙幣の収納はコイン・カードケースの裏に折らずに少し滑り込ませます。財布を開くと財布本体とコイン・カードケースの間が大きく開くため、スムーズに滑り込ますことができます。お支払い時も必要枚数を数えてスムーズに完了します。また、紙幣の上部は札止めで押さえることができます。


紙幣を折って収納するタイプの財布は、出すときも入れる時もわずらわしい動作が必要です。

この札止めのサイズにもこだわりがあります。出し入れを意識して短めに設計すると千円札がしっかり止まらなくなり、逆に長く設計すると出し入れがしにくくなってもたついてしまうので絶妙な長さが必要です。



カードケース部分のマチは縫わずに折り曲げ構造にすることで横幅はほぼカードサイズの9cmという非常にコンパクトなサイズにすることができました。縫うと縫い代の分、横幅が大きくなってしまいます。

この縫い代が左右にあると、思った以上にサイズが大きくなってしまいます。折り曲げ構造のマチはサイズを小さくするうえで重要な役割を担っています。