【4K Gamer+ レビュー】Switchが4K画質に!専用画像処理チップで1080pを4Kにアップコンバートする画期的ガジェット

Nintendo Switch」と言えば日本を代表する革新的な大人気ゲーム機ですが、唯一の弱点といえば「4K出力に対応していない」こと。

一時期「4K対応Switchが出る!」と話題になったことはありますが、フタを開けてみればそれはディスプレイが進化した「Nintendo Switch 有機ELモデル」でした。

おそらく今後も公式にSwitchが4K対応されることはなさそうですが、そんな夢を叶えてくれる画期的なガジェットを発見。

それが今回レビューするPhotoFastフォトファストの「4K Gamer+ゲーマープラス」。

見た目は赤くて派手な外観ながらシンプルなデザイン、そして手のひらサイズでコンパクト。

その本体をSwitchなどのデバイスのHDMIポートに接続し、出力先のディスプレイにHDMIケーブルでつなげるだけで4Kにアップコンバートされた映像を楽しめるようになります。

本記事ではそんな「Switchを4Kで遊びたい!」という夢を叶えてくれる「4K Gamer+」について、実際の映像を含めて詳しくレビューしていきます!

価格

14,880円(税込)

特徴

  1. 超解像処理技術により解像度を1080pから4Kにアップコンバート
  2. 遅延、フレームレート(fps)低下を抑えた設計で、ストレスなくプレイできる
  3. Nintendo Switch、PS4、Apple TV、Chromecastなど幅広い汎用性

スペック

仕様&機能

専用画像処理チップ搭載

4K Gamer+は、専用画像処理チップを搭載しており、この専用画像処理チップのおかげで膨大な画像処理計算もスムーズに行うことができます。


オリジナル画像補填処理技術

1080pで出力された映像をそのままで4Kテレビに映すと、画素数は1080pのままなので、4Kテレビに合うように拡大表示されただけに過ぎません。

しかし4K Gamer+であれば、元々の1080pの画素数を4倍にして描画をします。かつオリジナル解像処理技術のおかげで本来描画されていないピクセルをハッキリと描画することで、より鮮明な映像を表現できます。


高画質でありながら遅延・fps低下を抑えた設計

ゲーマーとして、大きく気になるのは遅延やフレームレート(fps)低下がないことです。特に一人称視点シューティングゲームでは、ゲーム機本体からテレビ画面に出力される映像が少し遅れてしまったり、カクカクしたら、それは文字通り命取りになってしまいます。4K Gamer+は、高画質での映像を表示しながらも、フレームレート(fps)を低下させずに最高60fpsを維持する技術を持っています。ゲームの世界で活躍するうえでも4K Gamer+は、なくてはならない存在でしょう。

※すべての環境で遅延が無いことを保証するものではありません。

イメージシャープニング処理
4K Gamer+は、画像内のオブジェクトのコントラストと輪郭を滑らかにすることにより、ぼやけた映像ではなく、よりくっきりと表示されます。一方で、あまりにシャープにしすぎると違和感があるため、ほどよいアンチエイリアシング技術により非常に見やすい映像になります。

まずは「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」から。

2D、3D表現ともに細かいところまでクッキリと描画され、特にマリオの服(オーバーオール)のデニムっぽさがより強く感じられるようになっています。

1080p

続いては「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」。

装備の細かい装飾や、オブジェクトの細部がクッキリと見やすくなっているのがわかります。

1080p

https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2020/09/itsuki_naki_icon_new.jpgイツキ

液晶画面をカメラで直撮りしているため、特有のノイズが出てしまっていますがお許しを。

私の大好きな「クラッシュ・バンディクー レーシング ブッとびニトロ!」でも比較してみました。

1080pでは全体的にボヤッとした印象がありますが、4Kのほうはカートに貼られたロゴまで明瞭になっています。

1080p

そして最後は「フォートナイト」。

TPSということで人がメインとなるゲームですが、顔立ちや髪の毛の質感がハッキリと表現されているのがわかります。

1080p


カラープロセシング

4K Gamer+のカラープロセシング処理により、明るさを自動的に調整します。詳しくは、輝度が低い部分と高い部分を解析し、適正露出に変更をします。コントラストがはっきりするので、今まで暗すぎて/明るすぎて見えづらい部分でもハッキリ視認できます。

また、輝度の高低差を補完する際に、彩度を強くせずに調整されるのでどぎつい色にならず、画面全体が明るくストレスのない色で表現されます。


被写界深度を表現

映像の前後を自動的に認識し、手前に映っているものをハッキリと、背景に映っているものをぼかす被写界深度の技術も搭載されています。いわゆるカメラで撮影したときの写真をイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。この技術のおかげで、映像に立体感が出るのでより没入することができますあ。


マルチデバイス対応

4K Gmaer+はNintendo Switchのみならず、PS4、Wiiのゲーム機、Apple TV、Chromecastなどストリーミングデバイスにも対応します。ゲームだけではなく、有料動画コンテンツも高画質かつ大画面で楽しむことができます。

まとめ

価格は15,000円前後と決してリーズナブルとは言えませんが、解像度1080pを4Kにアップコンバートできる製品は他に類を見ないので唯一無二の希少なアドバンテージがあります。

Nintendo Switch」を4K画質で遊びたい方、他のデバイスの画質をもっと良くしたい方はぜひ「4K Gamer+」をチェックしてみてはいかがでしょうか。

メリット

  • シンプルでコンパクトな本体
  • 解像度1080pを4Kにアップコンバートできる
  • 電源がUSB-Cなので確保しやすい
  • Switch以外の様々なデバイスにも対応
  • 複雑な設定や操作は一切不要

デメリット

  • 価格が少し高め
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